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こんにちは、DTMをのらりくらり30年続けているトミーです。
年末に自宅の不用品をリサイクルショップに処分しに行き、
査定の間に、店内をブラブラしていたら、新しいMIDIキーボードが
欲しくなってしまいました。
今回は、鍵盤がほとんど弾けない私でもMIDIキーボードを使って
DTMを倍楽しめるようなやり方をご提供しますね!
MIDIキーボードって必要?
結論、MIDIキーボードはあったほうが絶対にDTMを楽しめます。
『全然キーボードなんて弾けないんだけど?』
![トミー](https://music-praise.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
弾けない方にこそ、オススメしたいです。
何故か?
- 弾いたデータは後で簡単に修正できる
- 時短になります。
- 単純に楽しいし、音楽やってる気になります。
弾いたデータは後で簡単に修正できる
MIDIキーボードがなくても、DTMは出来ますし、DAWソフトも動きます。
音色を設定して、マウスでクリックすれば、音は出ますけど、
画面も小さいですし、何か音楽やってる気がしないですよね。
例えば、自分が一番良く使う使い方は、出来上がったオケ(伴奏)に
メロディーを足したい時などに、オケをループ(何回も繰り返し演奏)させながら
リアルタイム入力していきます。
リアルタイム入力とは伴奏に合わせて演奏して、それをそのまま録音することです。
弾けないのですから、当然まともに演奏出来ませんし、思い通りには録音もされませんよね?
でも、ここがDTMの良いところなのですが、音の外れているところは
その部分だけ後で修正できますし、タイミングがずれていれば
『クオンタイズ』という機能でずれもボタン一発で修正できます。
![](https://music-praise.com/wp-content/uploads/2022/12/2022-12-31_08h44_33.png)
![](https://music-praise.com/wp-content/uploads/2022/12/2022-12-31_08h46_16.png)
わざとわかりやすいように極端な例にしましたが、
左の図のように1小節目2拍目裏に入力したデータを
右の図のように上のピンクの印のところでクオンタイズ値を設定して
(クオンタイズ値は分母の数が大きくなるほど細かい設定になります)
『Q』をクリックすると指定された位置にピッタリ合うように変更されます。
今回の場合は拍の頭に合うように意図した変更です。
注意)クオンタイズ値の設定によっては意図しない形に変更される場合もありますが、
その際はクオンタイズ値を変えてみる、うまくいかない部分だけ手動で対応する
などをお試し下さい。
ですので、タイミングのずれた演奏でも後から簡単に変更が出来ます。
時短になります。
DTMでマウスでポチポチ・・・。
少し老眼も入ってきた自分には少しキツイです・・・。
そんな時はMIDIキーボードを使ってステップ入力もオススメです。
MIDIキーボードを入力キーとして使用するということですね。
![](https://music-praise.com/wp-content/uploads/2022/12/2022-12-31_09h22_50-1024x305.png)
これはステップ入力を使ってデータを入れてみたのですが、
これをマウスでポチポチするのは地味に大変です。
もちろん、最初の『タンタン』だけ打ってコピペで伸ばすことも出来ますが、
これくらいなら誰でも出来るのではないでしょうか?
また、たいがいのMIDIキーボードでは弾いた強さを反映してくれる機能が
ついてますので、機械的に一定の強さ(ベロシティー)の演奏は嫌だ!
という方のお悩みも解消できるのでは?
一度お試し下さい。
①『ステップ入力』のアイコンをクリックします。
②『ステップ入力』のアイコンが見当たらない場合はツールバー上を
右クリックしてステップ入力にチェックを入れるとアイコンが出現します。
③クオンタイズ値を設定します。(音の長さの設定です、今回は16分音符にしています)
ステップ入力を使うと時短かつ、少し人間味のあるデータが作れますね。
単純に楽しいし、音楽やってる気になります。
私はCUBASEというDAWソフトを使っていますが、
元々内蔵されている音源、特にシンセ系の音源では指1本で
なかなか豪華でかっこいい音が見つかったりします。
『RETROLOGUE』なんて音源があるのですが、
これのプリセットの中の『AGRESSIVE BASSLINE』なんて
指1本で適当に鍵盤を鳴らすだけで、めちゃくちゃ気分が上がってきます。
![](https://music-praise.com/wp-content/uploads/2022/12/2022-12-31_13h39_46.png)
もちろん、この画像の一番下の鍵盤をマウスでクリックしても音は鳴るのですが、
やっぱり、指1本だけだとしても、曲に合わせて実際にMIDIキーボードの鍵盤を鳴らしたほうが
演奏しているような気分になりますし、感覚的にいい音を見つけられます。
これはドラムループに指1本で演奏したものを録音しただけです。
ちょっと気分があがってきませんか?
もう一つ、『PAD SHOP』なんかもいいですね。
これもプリセット内の『ALTERNATING BIT』なんかも指一本で面白い音が鳴りますね。
![](https://music-praise.com/wp-content/uploads/2022/12/2022-12-31_13h46_44.png)
これもドラムループに指1本で演奏したものを録音しただけです。
片手の指3本で簡単なコードくらい、押さえられるよって方なら
もっともっと、楽しんで投資した金額以上に楽しめるのではないでしょうか?
こんな感じで、指1本でも感覚的に音を合わせられる。
例えば、単純にド、ド、ド、ドなんて曲に合わせてみたら、
『あれ?これ案外いいじゃんみたいに』偶然の産物でいいアイデアが出たりもします。
今回はこのMIDIキーボードを買ってみました。
今までは32鍵のMIDIキーボードを使用していたのですが、
もう少し鍵盤数の多いものが欲しいなぁと以前から思っておりました。
ただ、自分の環境(パソコン用デスク)が49鍵はデカすぎるかなぁと考えておりましたが、
何とかなるだろうと、購入してみました。
![](https://music-praise.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_1651-1-1024x242.jpg)
こんな感じで、少しはみ出てますが何とかセッティングは完了しました。
弾いてみたら、今までのMIDIキーボードのタッチに慣れているので、
柔らかめなタッチが少し違和感がありますが、元々バリバリ弾ける方ではないですし、
そのうち慣れるでしょう。
レビューを見ると悪いレビューもありましたが、今現在は満足です。
49鍵で¥10,000-強なので、すぐに壊れなければコスパはいいですし
32鍵なら¥5,000-強なので、お試しで使ってみるのもアリかと思います。
MIDIキーボードとDAWソフトのお試し版がセットになっているものも
ありますので、そもそもDAWソフトをお持ちでない方は
そういったあたりも考慮に入れて探すのもいいかもしれませんね。
今回、これを購入しようと思った決め手は
『Alesis Q49 MKIIの製品登録をすると、フリーレッスン60回分をダウンロードできます』
『むむ、これはなんか面白そう、少しでも弾けるようになるかなぁ?』
なんて思ったりもしました。
結論から言うと、別にこれを購入しなくても出来たみたいなのですが・・・。
海外のサイトのようですので、英語表記で分かりづらい部分もあります。
内容はゲーム感覚で弾き方を勉強出来ます。
最初の方は鍵盤があまり弾けない私でも簡単すぎる感はありますが
楽しめているので、無料分やってみて楽しく上達しそうであれば
有料版も考えてみようと思ってます。
運指とかも目で確認出来るので、体に覚えさせるという意味では
良いですね!
簡単にピアノアレンジが出来るソフト音源については
こちらの記事をご覧ください。
まとめ:鍵盤が弾けない人のMIDIキーボードの使い方、練習もできる?
- MIDIキーボードって必要?
- 弾いたデータは後で簡単に修正できる
- 時短になります。
- 単純に楽しいし、音楽やってる気になります。
- 今回はこのMIDIキーボードを買ってみました。
- まとめ:鍵盤が弾けない人のMIDIキーボードの使い方、練習もできる?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
何か参考になる部分があったら、幸いです。
![](http://www.image-rentracks.com/12807/250_250.png)
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