メロハー オススメアルバム 2023年6月9日発売 ART NATION/INCEPTION

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Last Updated on 2023年6月12日 by tommy1106

こんにちは、メロハーを愛して30年、トミーです。

今日は2023年6月9日発売のART NATIONのINCEPTIONのレビューを
独断と偏見でさせていただこうと思います。

ART NATIONはCROWNEでも活躍しているボーカリスト、
アレクサンダー・ストランデルを中心とした北欧、スウェーデンの
メロディアス・ハードロック・バンドです。

今回で4作目、約3年半ぶりの新作リリースですが、
CROWNEにて有名どころのメンバーと絡み、引けをとらない
実力を発揮したアレクサンダーがどのような音楽を聴かせてくれるのか?
大きな期待を持って、アルバム・リリースを待っていました。

ワクワクしますね!
それでは、個人的なレビューを進めていきたいと思います。

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アレクサンダーのこれまで

軽視するわけではありませんが、ART NATIONにおいては
あくまでもアレクサンダーが常に中心におり、
楽曲もほぼアレクサンダーの作曲クレジットになっていますので、
彼を中心に見るのが妥当ですね。

私が初めて、アレクサンダーを知ったのが、DIAMOND DAWNというバンドの
ミュージックビデオでした。

最初の印象は、当時ハードロック・バンドは長髪というイメージが
消えていない中、短髪、美形の、悪く言うとちょっとアイドルっぽいというか、
でも、人気が出そうなルックスだなぁと感じました。

しかしながら、楽曲の方は個人的にはそれほどいいなぁという感じでもなく
いつの間にか消えていましたが、今回のアルバム解説で
アレクサンダーが追い出される形だったとか?

アレクサンダーが自ら解体したものと思っていたので、
少し意外でした。

その後、ART NATIONを結成し、今回で4作目ということで
順調そうに見えるのですが、そうでもなかったようですね。

いづれにしても、『CROWNE』で素晴らしい楽曲を素晴らしいメンバーと
共有できたことで、この『ART NATION』も今以上に少しずつでも
知名度が上がったり、新たなファンを獲得したり、
どんどんと良い方向に向かっていくのではと期待しております。

今回のアルバム、『INCEPTION』は『CROWNE』を経験したアレクサンダーの
ハード&ヘヴィ、美しさがさらに凝縮されて発揮されたアルバムと言えるのではないでしょうか?

レビュー/個人的には88点

個人的なレビューの点数は88点です。
3作目で少し作風が変わったかなぁと感じましたが、
今回はある意味少しメタル寄りのART NATIONって感じでしょうか?
1作目、2作目は個人的にはポップさが目立ち、
そこが好みではあったのですが、やはり『CROWNE』での経験が
モロに出たのかなぁと言う感じです。
北欧らしさ満点の良いアルバムに仕上がっております!

1.BRUTAL & BEAUTIFUL

一発目から来ましたねぇ。
ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードばりのシャウトから始まり、
サビも鳥肌モノのアレクサンダーのハイトーンを活かした
哀愁バリバリメロディーのグッド・ソングです。

2.LAST OF THE BURNED

物悲しいイントロ、こういうの大好きです。
アルバムの解説にもありましたが、美しく儚い『静』の部分と
激しい『動』の部分の対比が素晴らしい曲です。

3. 1001

このタイトルどういう意味なんだろう?って思っていたら、
アルバムの解説にヒントがありました。

こちらもサビメロが哀愁たっぷりで素晴らしいですね。
ベースの音がかっこいい!

4.FIGHT FIRE WITH FIRE

メタリカでこんなタイトルな曲あったなぁ、なんて思いながら聞き始めました。
結構リズムが凝った感じの曲ですね。
それでも、ART NATIONらしさや北欧らしさは消えないんですよねぇ。

5.ECHO

最初の4曲よりは少しテンポを落とした曲で
美しさとヘヴィさを感じられる曲。
どんなタイプでも哀愁満載の美しいメロディーがあることは
絶対に外さない、素晴らしい!

6.BREAK UP

一転雰囲気の変わった感じのする曲。
キーボードをメインにしたアレンジから始まり
いい曲ではあるのですが、5曲目までの流れが急に変わってしまった感は
否めないですね、この後どういう展開か楽しみ?
(まだ、一回目を聴いている最中です)

7.LIGHT THE FIRE

何だかブルージーな雰囲気の始まり方、少し意外。
アレクサンダーの歌い方も他曲とは違い、こういう歌い方も出来るのかぁと。
これも北欧らしさはあまりないが、聴き込めば気に入りそうです。
ギター・ソロもテクニカルで好きです!

8.THE LEGEND REBORN

北欧らしさも少しあるけど、力強いビートを重視したような
これも少し毛色の違う曲かもしれません。

6曲目以降はアレクサンダーが少し実験的な作曲にトライしているのかなぁと
いう感じも少ししました。

9.SOMEWHERE I KNOW I BELONG

アップテンポで少しポップさも感じるナンバー。
Bメロのドラミングが好きです。

10. SUPERMAN

これはバラードと呼んでいいのかなぁ?
サビのアレクサンダーのハイトーン、凄まじいですね。
普通にヒットして欲しい、いい曲です。

11.POWERLESS

本編最後を飾るこの曲でらしい曲を持ってきたなぁって思いました。
Bメロからサビの展開が意外性があって、好きです!

12.POWERLESS (ACOUSTIC VERSION)

11曲目のACOUSTIC VERSION。
すごく生々しいアレンジでこれはこれでいいですねぇ。
アレクサンダーの表現力のすごさが伝わってきます。

まとめ:メロハー オススメアルバム 2023年6月9日発売 ART NATION/INCEPTION

5曲目までの哀愁、北欧メロハー路線を全体で貫いて欲しいという意見と
バラエティーに飛んだ素晴らしい楽曲と評価する方の二手に分かれる
アルバムなのかなぁと個人的には感じました。

いづれにしても、捨て曲のない良質なメロディーが満載のアルバムで
あることは間違いはないのですが・・・。

聞き手側は勝手にアーティストに理想を求めてしまいがちですからね、
実は私もそうです。

先行でYoutubeで視聴した新曲を聴いて、イマイチな感想を
持ってしまっていたのですが、いい意味で予想を裏切ってくれて
素晴らしいアルバムでした。

それでは最後まで、お読みいただきありがとうございました!

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