DTM初心者向け!ChatGPTで楽器構成を効率よく組み立てる方法

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Last Updated on 2024年11月11日 by tommy1106

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こんにちは、DTMをのらりくらり30年続けているトミーです。

『コード進行とメロディーは出来た、けどアレンジってどうすれば?』
『同じような曲ばかりになってしまう』
こんな風に思ったことってないでしょうか?

DTMは、初心者でも手軽に音楽を作ることができる魅力的なツールですが、
楽器の構成をどう決めるかは悩みどころです。

どんな楽器を使えば曲に深みが生まれるのか、
リズムやベース、コード楽器の役割はどう違うのかを理解することは、曲作りの第一歩です。

このブログでは、DTMにおける基本的な楽器構成の考え方から、
リズムセクションやコード楽器の選び方、補助的な楽器の役割までを分かりやすく解説します。

さらに、chatgptを活用して効率的に楽器構成を決める方法や、
実際の楽曲をAメロ、Bメロ、サビに分けて楽器を使い分ける実践的なアプローチも紹介します。
初心者でもすぐに実践できるヒントが満載です。

あなたの音楽制作を次のレベルへと導くヒントを、ぜひ見つけてください。

DTMにおける楽器構成とは?

DTMで楽曲を作る際、どの楽器を使うか、その組み合わせをどうするかを決めることが
「楽器構成」と呼ばれます。
簡単に言うと、バンドのメンバーを決めるようなものです。

例えば、ドラム、ベース、ギター、ピアノなど、どんな楽器をどのように配置するかで、
曲の雰囲気が大きく変わります。

現代のDAWには多種多様なサウンドプリセットが最初から付属されており、
何を選べばいいか分からなかったり、色々入れすぎてしまうなんてことはないでしょうか?

こちらの記事では、ロック・ポップス系のスタンダードな楽器構成を
簡単に作っていく一つのヒントをご提案出来ればと思います。

DTM楽器構成の基本的な考え方

楽器構成を考える際には、楽曲のジャンルや目指すサウンドをまず決めます。

例えば、バンドサウンドであれば、ドラム、ベース、ギター、ピアノが
よく使われるベーシックな組み合わせです。

一方、エレクトロニック音楽では、シンセサイザーやシンセ・ベース、
ドラムも生っぽいものではなくエレクトロニックな雰囲気を出す音源を
使うことが多いかもしれません。

楽器それぞれの役割を理解し、どういう雰囲気の楽曲にしたいのかを
イメージするのが基本のステップです。

楽器構成が楽曲の雰囲気に与える影響

楽器の組み合わせによって、曲全体の雰囲気が大きく変わります。

例えば、アコースティックギターがメインの楽曲は、
ロック系でもリラックスした雰囲気になるでしょうし、
バラード系の楽曲にも合いますよね。

一方、エレキギターを多用すると、エネルギッシュでパワフルな印象になるでしょう。

このように、どんな楽器を使うかで、リスナーに与える感情や印象が変わるため、
楽器構成は非常に重要です。

DTM楽器構成の基本的な要素

DTMでは、さまざまな楽器を使って曲を作成します。

ここでは、楽器構成の基本となる要素を順番に解説していきます。
これを理解することで、バランスの良い音楽制作が可能になります。

リズムセクション(ドラム)

音楽の「土台」となるリズムセクションは、
曲のテンポやグルーヴを作り出す重要な役割を持ちます。

ドラムは主にビートを刻み、リズムの中心となります。

例えば、バスドラムやスネアドラム、ハイハットで基本的なビートを刻み
シンバルでアタックをつけたりといった形になります。

リズムセクション(ベース)

ベースは曲の低音域を支える楽器で、リズムとコード進行を支える重要な役割を果たします。

ベースラインが曲の流れを作り出し、他の楽器がその上に乗ることで、音楽に深みが加わります。

初心者でも簡単にベースラインを作ることができるツールもあるので、
リズムに合わせて様々なパターンを試してみましょう。

コード楽器(ピアノ・ギター)の選び方

コード楽器は、メロディと一緒に曲の「和音」を作り出す役割を持ちます。

ピアノやギターは代表的なコード楽器で、どちらも音楽に豊かなハーモニーを与えます。
ピアノは音域が広く、ギターはオープンボイシングを使って
ピアノとは違う響きを作りやすいため、
曲のスタイルに応じて使い分けると良いでしょう。

DTMでは、どちらの音もソフトウェアで再現できるので、
自分の好みに合った音色を探してみてください。

補助的な楽器(シンセ、パッド、ストリングスなど)

補助的な楽器は、曲に色彩や雰囲気を加えるために使われます。

シンセサイザーは、さまざまな音色を自由に作り出すことができるため、
現代の音楽制作では欠かせません。

パッドは、長い音を持続させることで曲に深みを与えます。

ストリングス(弦楽器)は、クラシックな要素を取り入れたり、
感情を引き出すために効果的です。

これらを上手く組み合わせることで、楽曲のバリエーションが広がります。

ChatGPTに楽器構成を聞いてみた

音楽を作る時に、どの楽器を使ったらいいか迷うことはありませんか?

そんな時に便利なのがChatGPTです。

このAIに質問するだけで、楽器の組み合わせについてのアドバイスをもらえます。

簡単なChatGPTの使い方

ChatGPTを使うのはとても簡単です。まず、ChatGPTにアクセスする必要があります。

「ChatGPT」と検索し、OpenAIの公式サイトにアクセスしましょう。

その後、表示された入力欄に質問を入力するだけで、AIがすぐに答えてくれます。

Just a moment...

アカウント登録等もありますが、Googleアカウントをお持ちであれば
すぐに使えますし、アカウント登録も簡単です。

質問の一例

ChatGPTに次のように質問してみました。

回答の一例

次のような回答が得られました!

テンポ70のロック系バラード曲にふさわしい楽器構成をAメロ、Bメロ、サビごとに提案します。各セクションでの役割や雰囲気を考慮し、徐々に盛り上がるように設計します。

Aメロ (静かな導入部分)

目的: 曲の導入として、感情的で落ち着いた雰囲気を作り、
   徐々に展開するための基礎を作ります。

  • アコースティックギター: 軽いアルペジオで伴奏。静かなバッキングを提供し、
                歌のメロディーを際立たせます。
  • ピアノ: シンプルなコードの伴奏。ギターをサポートしつつ、
        曲に柔らかいテクスチャを加えます。
  • ベース: 深い音でシンプルなラインを演奏し、リズムを控えめにサポート。
  • ドラム (軽めのタッチ): スネアを使わず、ブラシや軽いシンバルを活用したリズム。
               曲に柔らかいグルーヴを与えます。
  • ストリングス (パッド的に控えめに): 長いサスティンで、微かにバックグラウンドを埋め、
                     ドラマチックな雰囲気を作ります。

Bメロ (盛り上がりの準備)

目的: サビに向けてエネルギーを高める。Aメロの静けさから少しずつダイナミクスを上げ、
   期待感を作ります。

  • エレキギター: クリーントーンでコードカッティング、または軽いオーバードライブで
           リードラインを演奏し、曲にエッジを加えます。
  • ピアノ: Aメロよりも力強いコード進行を演奏し、リズムの一部として活用。
  • ベース: リズムを強調し、ドラムとタイトに連携して、グルーヴを強化。
  • ドラム (リズムを明確に): ハイハットを閉じた状態で16分音符のパターンを刻む。
                キックドラムを多用してエネルギーを高めます。
  • ストリングス: 少し前面に出し、和音を強調。感情の高まりを表現します。

サビ (最高潮の部分)

目的: 曲のクライマックスであり、感情を最大限に表現。豊かな音の層を作り出し、
   力強いインパクトを与える。

  • エレキギター (ディストーション): 太いコード進行やリードパートで、曲の主役となり、
                    エネルギッシュなサウンドを提供します。
  • ベース: 力強い低音で、サビ全体を支える。リズムを前面に押し出し、
        曲のドライブ感を強化します。
  • ドラム (フルパワーで演奏): タムやシンバルを多用したダイナミックなパターン。
                 曲の勢いを引き立てます。
  • ピアノ: 高音域のコードを分厚く弾いて、リフやメロディーをサポート。
  • ストリングス: サビで最大限に活用し、和音を分厚くサポート。
           感情的な高揚感をさらに増幅します。
  • バックグラウンドボーカル (必要に応じて): メインボーカルをサポートし、
                        コーラス部分で厚みを持たせます。

この構成により、Aメロでの静かな導入からBメロで徐々に盛り上げ、
サビで最大限の感情を表現するバラードロック曲を作り上げることができます。

すごくないですか?もうビックリです。
これを参考に実践していきたいと思います。

実践(Aメロ)

ここではご紹介も兼ねて、簡単にそれっぽいフレーズを生成してくれる
プラグインを使っていきたいと思います。

コード進行もChatGPTに聞くのもアリかと思いますが、
今回は定番のコード進行を使っていきたいと思います。

ドラム

ドラムはTOONTRACK社の『EZ DRUMMER 3』を使っていきます。

こちらのプラグインはお手軽にかっこいいドラム・パターンが
膨大に収録されておりますので、選んで貼り付けるだけです。

詳しい使い方は、こちらの記事もご参照下さい。

ドラム (軽めのタッチ): スネアを使わず、ブラシや軽いシンバルを活用したリズム。
曲に柔らかいグルーヴを与えます。

こんなフレーズにしてみました。
スネアを使わずにサイドスティックを活かした軽いノリのフレーズです。

ベース

ベースも同じくTOONTRACK社の『EZ BASS』を使っていきます。

こちらのプラグインはコード進行を入力するとコード進行に沿った
ベースのフレーズをお手軽に生成してくれます。
こちらもフレーズは膨大に収録されておりますので、選んで貼り付けるだけです。

詳しい使い方は、こちらの記事もご参照下さい。

ベース: 深い音でシンプルなラインを演奏し、リズムを控えめにサポート。

こんなフレーズにしてみました。
ゆったりシンプルながら、スライド奏法も入ったフレーズです。

ピアノ

ピアノも同じくTOONTRACK社の『EZ KEYS 2』を使っていきます。

こちらのプラグインもコード進行を入力するとコード進行に沿った
ピアノのフレーズをお手軽に生成してくれます。
こちらもフレーズは膨大に収録されておりますので、選んで貼り付けるだけです。

詳しい使い方は、こちらの記事もご参照下さい。

ピアノ: シンプルなコードの伴奏。ギターをサポートしつつ、
曲に柔らかいテクスチャを加えます。

こんなフレーズにしてみました。
シンプルなコードの伴奏フレーズです。

ギター

ギターはUJAM社の『AMBER 2』を使っていきます。

こちらのプラグインもフレーズがアサインされた鍵盤と
コードを入力するとコード進行に沿った
ギターのフレーズをお手軽に生成してくれます。
こちらもフレーズは膨大に収録されております。

入力はこんな感じで非常にシンプルで簡単です。

詳しい使い方は、こちらの記事もご参照下さい。
別のギターのプラグインで解説しておりますが、
使い方はほぼ一緒になります。

アコースティックギター: 軽いアルペジオで伴奏。静かなバッキングを提供し、
歌のメロディーを際立たせます。

こちらも、このアドバイスに沿ったフレーズを探しました。

こんなフレーズにしてみました。
アルペジオパターンのフレーズを2つ見つけて、左右に振ってみました。

ご購入される際は、色々な店舗で販売されておりますが、値段は違うことが多いですので、
一番安い店舗を探されて下さい。

個人的にはPLUGIN BOUTIQUEさんがセールを頻繁に開催しており
おまけの無料プラグインをいただけたりするので、一番オススメです。

ChatGPTはストリングスのアドバイスもしてくれていますが、
何となくサビで登場するのが良さそうに感じたので、
Aメロ、Bメロにはとりあえず登場しないように進めます。

実践(Bメロ)

Bメロのコード進行も定番のこちらのコード進行を使っていきたいと思います。

ドラム

ドラムはそのまま『EZ DRUMMER 3』を使っていきます。

ドラム (リズムを明確に): ハイハットを閉じた状態で16分音符のパターンを刻む。
            キックドラムを多用してエネルギーを高めます。

16分音符というのがちょっと違うと感じましたので、
ここは自分の感覚でそれ以外の要素を持つフレーズを探してみました。

キックドラム多めの少しエネルギッシュなフレーズを選びました。

ベース

ベースも引き続き、TOONTRACK社の『EZ BASS』を使っていきます。

ベース: リズムを強調し、ドラムとタイトに連携して、グルーヴを強化。

こんなフレーズにしてみました。

ピアノ

ピアノも引き続き、TOONTRACK社の『EZ KEYS 2』を使っていきます。

ピアノ: Aメロよりも力強いコード進行を演奏し、リズムの一部として活用。

少し力強いコード進行を意識したフレーズを選択してみました。

ギター

BメロのギターはUJAM社の『SPARKLE 2』を使ってみました。
使い方は『AMBER 2』とほぼ一緒になります。

エレキギター: クリーントーンでコードカッティング、または軽いオーバードライブで
       リードラインを演奏し、曲にエッジを加えます。

Aメロと同様に良さげなフレーズを2つ見つけて、左右に振ってみました。

ご購入される際は、色々な店舗で販売されておりますが、値段は違うことが多いですので、
一番安い店舗を探されて下さい。

個人的にはPLUGIN BOUTIQUEさんがセールを頻繁に開催しており
おまけの無料プラグインをいただけたりするので、一番オススメです。

実践(サビ)

サビのコード進行も定番のこちらのコード進行を使っていきたいと思います。

ドラム

ドラムはそのまま『EZ DRUMMER 3』を使っていきます。

ドラム (フルパワーで演奏): タムやシンバルを多用したダイナミックなパターン。
             曲の勢いを引き立てます。

フルパワーと言っても、バラード曲の想定なので(汗)
これくらいのフレーズにしておきました。

ベース

ベースも引き続き、TOONTRACK社の『EZ BASS』を使っていきます。

ベース: 力強い低音で、サビ全体を支える。リズムを前面に押し出し、
    曲のドライブ感を強化します。

力強い低音と少し動きのあるフレーズを選択してみました。

ピアノ

ピアノも引き続き、TOONTRACK社の『EZ KEYS 2』を使っていきます。

ピアノ: 高音域のコードを分厚く弾いて、リフやメロディーをサポート。

高音域を活かして、いい感じのコード弾きになっているのではないでしょうか?

ギター

サビのギターはUJAM社の『IRON 2』を使ってみました。
使い方は『AMBER 2』や『SPARKLE 2』とほぼ一緒になります。

エレキギター (ディストーション): 太いコード進行やリードパートで、曲の主役となり、
                エネルギッシュなサウンドを提供します。

Aメロ、Bメロと同様に良さげなフレーズを2つ見つけて、左右に振ってみました。

ご購入される際は、色々な店舗で販売されておりますが、値段は違うことが多いですので、
一番安い店舗を探されて下さい。

個人的にはPLUGIN BOUTIQUEさんがセールを頻繁に開催しており
おまけの無料プラグインをいただけたりするので、一番オススメです。

ストリングス

ストリングスはUJAM社の『STRIIIINGS』を使っていきます。
こちらのプラグインもコード進行を入力するとコード進行に沿った
ストリングスのフレーズをお手軽に生成してくれます。
こちらもフレーズは膨大に収録されておりますので、選んで貼り付けるだけです。

詳しい使い方は、こちらの記事もご参照下さい。

ストリングス: サビで最大限に活用し、和音を分厚くサポート。
       感情的な高揚感をさらに増幅します。

ストリングスは入れるだけで、高揚感が増しますね!

ご購入される際は、色々な店舗で販売されておりますが、値段は違うことが多いですので、
一番安い店舗を探されて下さい。

個人的にはPLUGIN BOUTIQUEさんがセールを頻繁に開催しており
おまけの無料プラグインをいただけたりするので、一番オススメです。

ここで全体を通して、聞いてみたいと思います。

ChatGPTにアドバイスをもらうことで、ワンコーラス分の楽器構成を
作成するのに、すごく参考になると思うのですが、いかがでしょうか?

まとめ:DTM初心者向け!ChatGPTで楽器構成を効率よく組み立てる方法

DTMにおける楽器構成は、楽曲の雰囲気を大きく左右します。

リズムセクションやベースで土台を支え、
コード楽器や補助的な楽器で深みを加えることが大切ですが、
最適な組み合わせを見つけるのは最初は難しいこともあります。

ここで、ChatGPTを活用すると、楽器の選び方や構成のヒントを簡単に得られ、
スムーズにアイデアを形にすることができます。

さらに、TOONTRACKやUJAMの便利なプラグインを併用すれば、
プリセットも豊富で、AメロやBメロ、サビに最適なサウンド作りが一層効率化されます。

ChatGPTと便利なプラグインを組み合わせることで、音楽制作の質とスピードが大幅に向上し、
自信を持って楽曲を完成させられるでしょう。

では、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
読者様の作曲ライフに何かご参考になれば、幸いです。

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