Last Updated on 2025年5月6日 by tommy1106
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DTMを始めたいけれど、
「機材がたくさんあって何から揃えればいいのかわからない」
「優先順位を間違えて無駄な出費をしたくない」
と悩んでいませんか?
私自身もDTMを始めた頃、パソコンやDAWソフト、オーディオインターフェース、マイク、
ヘッドホン、MIDIキーボード…と、次々に目に入る機材の数に圧倒され、
何を基準に選べばいいのか全くわからなくて途方に暮れた経験があります。
私がDTMを始めた数十年前に比べて、より便利な機材は増えている感じはしますし
価格自体は昔より安く入手出来るものもある反面、選択肢は昔より圧倒的に多いと感じます。
ネットやショップの情報を見ても、「全部必要」と書かれていて余計に混乱してしまう――
そんな声もよく耳にします。
しかし、DTMに必要な機材は目的や予算、制作スタイルによって
本当に必要なものが変わりますし、いきなり全部を揃える必要はありません。
本記事では、DTM初心者が
「まず何を揃えればいいのか」
「どこにお金をかけるべきか」
という悩みに寄り添いながら、機材選びの優先順位と失敗しない選び方を
わかりやすく解説します。
あなたの音楽制作ライフが、無駄なく・効率よく・楽しくスタートできるよう、
実体験と最新の情報をもとにガイドしていきます。
迷いがちな機材選びの不安を解消し、DTMの世界への一歩を自信を持って踏み出しましょう!
DTMに必要な機材一覧と役割
DTM(デスクトップミュージック)を始めるにあたって、
どんな機材が必要なのかを整理しておきましょう。
ここでは、初心者がまず揃えるべき最低限の機材と、あると便利な追加機材、
それぞれの役割や特徴をわかりやすく解説します。
DTMに最低限必要なもの
- パソコン(PC)
DTMの中心となる機材です。音楽制作ソフト(DAW)をスムーズに動かすためには、
ある程度のスペックが必要ですが、最近はノートパソコンでも十分対応できるモデルが
増えています。 - DAWソフト(音楽制作ソフト)
作曲・録音・編集・ミックスなど、音楽制作の全工程を担うソフトウェアです。
初心者向けの無料版からプロ仕様の有料ソフトまで、さまざまな種類があります。 - ヘッドホンまたはスピーカー
作った音を正確に聴くために必要です。ヘッドホンだけでもOKですが、
環境が許せば、モニタースピーカーもあるとより正確な音作りができます。
あると便利な追加機材
- オーディオインターフェース
パソコンとマイクや楽器をつなぐ機材です。音質を向上させたり、
遅延を減らしたりする役割があり、録音を考えている場合は
ぜひ用意したいアイテムです。 - MIDIキーボード
メロディやコードを打ち込む際に便利です。パソコンのマウスやキーボードでも
作業はできますが、MIDIキーボードがあると作業効率が格段にアップします。 - マイク
歌や生楽器を録音したい場合に必要です。ボーカル録音を考えている人は、
コンデンサーマイクなどを検討しましょう。 - 各種ケーブル・スタンド
機材同士を接続したり、快適な作業環境を作るために必要です。
それぞれの機材の役割と特徴
パソコンとDAWソフトがあれば、基本的な作曲や打ち込みはすぐに始められます。
ヘッドホンやスピーカーは音を正確にチェックするために重要です。
オーディオインターフェースやマイク、MIDIキーボードは、音質や作業効率を高めたり、
録音の幅を広げたりするために役立ちます。
自分がどんな音楽を作りたいのか、どこまでこだわりたいのかによって
必要な機材は変わってきます。
まずは最低限のセットからスタートし、
必要に応じて少しずつ機材を追加していくのがおすすめです。
DTM機材の優先順位はこれ!
DTMを始めるとき、「どの機材から揃えればいいの?」と迷う方はとても多いです。
ここでは、DTM初心者が無駄なく効率的に音楽制作をスタートできるよう、
機材の優先順位をわかりやすくご紹介します。
パソコン(PC)
DTMのすべての作業の中心となるのがパソコンです。
音楽制作ソフト(DAW)を動かすためには、ある程度の処理能力やメモリが必要ですが、
最近はノートPCでも十分対応できるモデルが増えているようですね。
パソコンをお持ちの方も結構いらっしゃると思うのですが、
もしお持ちであれば、まずはDAWをダウンロードして動かしてみては
いかがでしょうか?
私が愛用しているCUBASEは60日間の無料トライアルが利用できるようです。
正直スペックは上をみたら、キリがありませんし、
少し不便だとしても、まずは楽しんでみること、触ってみることが大事です。
私は現在はある程度スペックの高いパソコンでDTMを楽しんでいますが、
それでも、ああしたい、こうしたいは出てきてしまいます。
前のパソコンが壊れた時に、DTMで困らないパソコンを買おうと決めて、
今のパソコンを購入しましたが、その際に全く選ぶ知識はありませんでした。
その時、どこで購入しようかと考えた時に思いついたのが、
秋葉原のパソコン専門店にしようということでした。
店員さんは客がパソコンを使って何をしたいのかによってオススメ出来る知識を
持っていたようで、私が『DTMで困らないスペックのパソコンが欲しい』と
相談するとオススメのパソコンを教えてくれましたね。
結果運が良かったのですが、もう10年以上壊れることもなく
DTMを楽しんでいます。
私の個人的なオススメは家電量販店等ではなく、
DTM用と銘打ったパソコンを販売している専門店さんで一度相談してみることです。
私がもし次のパソコンを検討したり、これからDTMを始める立場だったら、、、
パソコン工房さんとかドスパラさんに予算を決めてから相談しに行きますね。
もし、行ける範囲で店舗があれば、いろいろ話してみて下さい。
きっと、パソコン選びに参考になる話も聞けるのではないかと思いますし、
自分に必要なものが見えてくるかもしれません。
自分の予算でどれくらいのものが入手可能なのかとか?
カスタマイズを提案してもらえたりしますよ。
実は最近少し店員さんとお話させてもらって、自分がカスタマイズしたいと
思っていたことが、そこまでの金額がかからないことがわかったりしました。
まずは自分の予算や用途を明確にされるのが良いと思います。
個人的に一つだけ外せないのは、SSDストレージのパソコンにすることです。
現在新品で販売されているパソコンはほとんどそうだと思いますが、
HDDストレージのパソコンだとあまりにも処理が遅すぎて、
やる気に支障が出るかもしれません。
ご予算もあると思いますが、可能であれば、ここは真っ先に検討していただきたいところです。
DAWソフト
DAW(Digital Audio Workstation)は、作曲・録音・編集・ミックスなど、
音楽制作のすべてを担うソフトです。
無料体験版のあるものや、初心者向けのシンプルなものから、
プロ仕様の高機能なものまでさまざまです。
自分に合ったDAWを選ぶことが、DTMの第一歩になります。
私はまだDAWがない時代にDTMを始めました。
最初に使ったDAWは『SINGER SONG WRITER』というもので、今は存在しませんね。
以降はずっと『CUBASE』を使用しています。
ですので、他のDAWのことは正直わかりませんし、MACのこともあまりわかりません。
ただ思うのは、今の時代のそこそこ名のしれたDAWであれば、
そこまで大きな差はないのかなぁとは思っております。
個人的にはやはり、『CUBASE』をオススメしたいところですが、
初心者の方がつまづきそうな『コード進行』に関してのアシスト機能が充実していること、
そして、日本のDTMユーザーが使っているDAWが『CUBASE』が1位ということで
困った時に解決する情報が見つけやすいということです。
どのDAWを使っても一長一短、特に不慣れな初心者の頃は
わからないことが山ほど出てくると思います。
そんな時に解決策がネットで見つかりやすいというのはやはり強いかなぁと思います。
もし、今予算が少なめなら自分なら、DAWとオーディオインターフェースがセットになった
こちらの商品とか、買うのではないかなぁと思います。
入力端子等が少ないですが、更に安いモデルもありますが、
2025年5月現在、在庫がかなり少ないようですね。
CUBASE AIというDAWが付属されているので、パソコンと
これだけあれば、かなりのことが出来ると思います。
もちろん上位版でないと出来ない機能とかもありますが、
基本的なことはこれで十分できます。
私は歌を撮って、ピッチ補正とかしたりするので、
CUBASEの上位版のPRO, ARTISTでないとこの機能がなかったりしますが、
そういう機能が必要になり、ご自分の予算で購入が可能になった時点で
有料版を検討していけばよいのではと思います。
オーディオインターフェース
パソコンとマイクや楽器、スピーカーなどをつなぐための機材です。
音質の向上や録音時の遅延(レイテンシー)を減らす役割もあり、
特にボーカルやギターなどの録音を考えている場合は必須アイテムです。
オーディオインターフェースを『あると便利な追加機材』と先ほどはしましたが
本当は必須と言いたいところです。
DAWの音を聴くにしても、オーディオインターフェース経由で聴いたサウンドは
格段に良くなりますし、私は歌を録音したいというのがありますので、
特にそういう方にはマストアイテムになりますね。
ヘッドホン/スピーカー
音楽制作では、正確な音を聴き分けることがとても大切です。
最初はヘッドホンだけでもOKですが、余裕があればモニタースピーカーもあると
より本格的な音作りができます。
DTM向けのモニターヘッドホンやスピーカーを選ぶのがおすすめですが、
正直に申し上げますと、私はスピーカーは持っておりません。
マンション住まいで大音量では鳴らせないですし、狭いので置き場所にも困ります。
ただ以前にDTMを習いに行っていた時に、先生の自宅の一室が防音されており、
自分が作った曲をスピーカーで大音量で鳴らしてくれたりして、
『おお~』と思ったものです(笑)
ミックス作業も本当はスピーカー環境とヘッドホン環境と両方チェックした方が
良いなんて聞きますが、最初はそこまで考えなくてはいいのではないでしょうか?
ヘッドホンも調べるといつも推奨されているのはコチラなんですけど、、、
確か何年か前にヨドバシカメラ?だったと思うのですが、試聴させてもらったのですが
本当に素の音というか、音楽鑑賞という視点からは全然良くなかったんですよね。
まあ、プロの方や本格的にやってる方からは怒られるかもしれませんが、
基本的にはお持ちのヘッドホンや自分が気に入ったヘッドホンでいいと思うんです。
でも、何かしら使わないとダメですね、夜とか作業できなくなっちゃいますし、
ヘッドホンがないと、正確に音を聞き取るのが難しいですからね。
安くてもいいので密閉式のヘッドホンは何か一つあった方がいいでしょうね。
MIDIキーボード
メロディやコードを直感的に入力したい場合に便利なのがMIDIキーボードです。
パソコンのマウスやキーボードでも作業はできますが、
MIDIキーボードがあると作曲やアレンジの幅が広がり、作業効率もアップします。
自分は鍵盤演奏できないから必要ないのでは?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
現在では指一本で演奏できるようなプラグインもありますので、
MIDIキーボードがあった方がDTMをより楽しめるのは間違いありませんね。
お安いオススメのMIDIキーボードを探すヒントを記事にしております。
よろしければ、ご参考になさって下さい。
マイク(ボーカル・録音用途の場合)
歌や生楽器の録音をしたい場合は、マイクが必要です。
ボーカル録音にはコンデンサーマイクが定番ですが、用途や予算に合わせて選びましょう。
昔私は知り合いにこれがオススメだよと言われて何もわからずに
購入したコンデンサーマイクを今でも愛用しているのですが、
結構な値段だった記憶があります。
最近安いコンデンサーマイクをもう1本欲しいなぁと思い、
購入したのがこちらなんですが、、、
コンデンサーマイクとしてはかなり安いですし、歌を録音したい方には
十分オススメできるクオリティーです。
私は自分の歌を近所のスタジオにパソコンやオーディオ・インターフェイス、
マイクなどを持ち込んで録ったりしますが、ご予算に余裕がなければ
最初はスタジオのマイクを借りたりとかでもいいと思うのです。
完璧な良い音を録るのも、もちろん大事だとは思うのですが、
どうやったら、DAWにボーカルを録音できるのか、理解するとか
やり方をまずは覚える、音が悪かったとしても
初めて自分の声が入った音源が出来た時は嬉しいものですよ!
録音をしない場合は、最初から無理に揃える必要はありません。
その他(ケーブル、スタンドなど)
各機材をつなぐケーブルや、マイクスタンド、ポップガード(マイクに直接息が当たることで発生する「ポップノイズ」(吹かれ)を軽減するためのアイテム)なども必要に応じて揃えましょう。
最初は必要最低限でOKです。
このように、まずはパソコンとDAWソフトからスタートし、
必要に応じてオーディオインターフェースやヘッドホン、
MIDIキーボードなどを追加していくのが効率的です。
自分の音楽制作スタイルや目標に合わせて、優先順位を意識しながら機材を揃えていきましょう。
まとめ:私がこれからDTMを始めるなら?DTM初心者の方に機材優先順位と選び方を正直に解説!
DTM機材選びは、初心者にとって最初の大きな壁かもしれません。
たくさんの機材やソフトがあり、何を優先して揃えればよいのか迷ってしまうのは
ごく自然なことです。
しかし、今回ご紹介した優先順位や選び方のポイントを押さえれば、
無駄なく効率的に自分に合った環境を作ることができます。
まずはパソコンとDAWソフトを中心に、必要に応じてオーディオインターフェースや
MIDIキーボードを揃えていきましょう。
予算や目的に合わせて段階的に機材を増やすことで、焦らず着実にステップアップできます。
大切なのは「完璧を目指すより、まずは作ってみる」こと。
機材が揃ったら、ぜひ積極的に音楽制作を楽しんでください。
あなたの音楽が形になる喜びは、何物にも代えがたいものです。
これからのDTMライフが充実したものになるよう、心から応援しています。
迷わず一歩踏み出して、素敵な音楽を作り上げていきましょう!
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