Last Updated on 2024年11月26日 by tommy1106
『当ページはアフィリエイト広告を利用しております』
「ボーカルにエフェクトをかける順番って何が正解なんだろう?」
初めてボーカルにエフェクトをかけることに挑戦するあなたなら、
一度はこんな疑問を抱いたことがあるかもしれません。
曲作りに欠かせないボーカルエフェクトは、使い方ひとつで仕上がりが劇的に変わります。
でも、エフェクトをかける順番が分からず、手探り状態になっていませんか?
この記事では、『とりあえずやってみよう』を大切に
私がChatGPTからアドバイスしてもらった「ボーカルエフェクトをかける手順」を
実践してみました。
手順が順序立てて出来ていれば、とりあえずの道筋は見えるのではないでしょうか?
もし、ボーカルのMIXで立ち止まっている方がいらっしゃれば、
一度やってみませんか?
DTMでボーカルにエフェクトをかける順番って?
歌を歌うのが好きな方(私もそうですが)、録音して少しでも良い音にしたい!
って思いますよね?
でも、ネットで検索してもすごく混乱しませんか?
- いろいろな方がいろいろな手順で説明されているので、
どれが良いのかわからない。 - エフェクトもいろいろあって、どれを使えばいいのかわからない。
- 専門用語とか多すぎて、わけわからない。
私はいざやろうと思った時に、こんな感想を持ちました。
特に疑問に思ったのが、必要なエフェクトをどういう順番で
使っていけばいいのだろうと、、、
いろいろ調べてみましたが、良くわからなかったので、
このようにChatGPTに聞いてみたんです。
ChatGPTが教えてくれたボーカルにエフェクトをかける手順
まず、最初にお伝えしたいのが今回の手順が正しいものなのかは分かりません。
有識者の方等がご覧になれば、『こんなやり方だめだよ』ってなるかもしれません。
しかし、どう進めたらよいか?全く分からず何も進められなかった私のような方が
いらっしゃれば、一部でも参考になればと思い、記事にしています。
このあたりはご了承いただければと思います。
では、ChatGPTが教えてくれたボーカルにエフェクトをかける手順で
進めていきたいと思います。
ノイズ除去
私はマンション住まいで、大きな声で歌うことは出来ないのですが、
幸運なことに近所に貸しスタジオがありまして、1時間あたり880円で
利用出来ますので、そこにノートパソコンやオーディオ・インターフェース、
マイクなどを持ち込んで、自分の歌を録音しています。
そんな環境で歌を録音していますので、例えば空気清浄機等の環境音が
おそらく入っているのでしょうね。
(自分では聴いてもよくわからないのですが(汗))
ChatGPTがオススメのプラグインも紹介してくれていました。
こちらはかなり高額のプラグインなんですが、
STANDARD版であれば、後ほどご紹介する『ノイズ除去』と『ブレス除去』を
別々に作業出来るんですね。
簡易的に作業するELEMENTS版であれば、安く購入できますし、
無料で何か使えるものがないか?探してみるのも良いかもしれません。
それでは、作業を進めてみます。
つたない歌で申し訳ないのですが(汗)
こちらがスタジオで録音して、ピッチ修正を軽くすませた状態の音源です。
よ~く聴くと、ヘッドホンから漏れてるオケの音が少し混じっているような気もします。
ヘッドホンももっと密閉できる良いものを使ったほうがいいのかもしれませんね。
こちらに先程ご紹介したiZotope社のRX11の『Repair Assistant』を挿してみました。
iZotope社の製品の魅力の一つですが、ピンクで囲った『Learn』ボタンを押して
音源を再生すると、AIが自動的に解析して、いい感じにしてくれる
素晴らしい機能なんですよね。
少し音がクリアに鳴った気もしますかねぇ?
微々たるノイズも後の作業に影響すると聞いたこともあるので、
これはやっておいた方がいいんでしょうね。
ブレス・コントロール
歌を歌っていれば、当然息継ぎが必要なんですが、
その呼吸音が必要以上に入ってしまうことはありますよね?
完全に失くす必要はないと思いますし、どれくらい?ってのは
人それぞれの感覚があるとは思うのですが、
先程の音源は私の感覚だと少し目立つかなぁという感じでした。
これも同じくiZotope社のRX11で解消できます。
こちらは先程のような『Learn』ボタンがないので、
ツマミを調整していく必要があるのですが、
2つのツマミを調整するだけでしたので、比較的簡単でした。
これは明らかにブレスが減ったのがわかるのではないかと思います。
もう少し残してもいいのかもしれませんね。
ピッチ修正
今回の音源はスタジオで録音したものをまずは自宅で軽くピッチ修正しましたが、
ChatGPTの教えてくれた手順だと、ノイズ除去等が終わった段階でやるのが、
良いようです。
実は最初にボーカルのMIXの手順をChatGPTに聞いた時にピッチ修正が
含まれていなかったので、追加で聞いてみました。
こんな感じでわかりにくい箇所は追加で質問してみるのもいいですね。
ちなみに私はCUBASEいうDAWを使っているので、内蔵されているVariAudioという機能を
使っておりますが、世間ではMelodyneというプラグインが有名ですかね?
私も何かのオマケでEssencial版を持っているのですが、VariAudioに慣れてきたので
ほとんど触ったことはありません。
特定のピッチ修正ソフト等をお持ちでない方は、ご検討されても良いかもしれません。
イコライザー (EQ)
このようなアドバイスをもらいました。
しかし、私がこのプラグインを持っていないのと、
ちょっと使ってみたいプラグインがあったので、別のプラグインを使ってみました。
プリセットに『Pop – Male Vocal』というのがあったので、
とりあえずそのまま使ってみました。
大きな変化ではないかもしれませんが、まとまりが出て、
シャープさを感じる気がするのですが、いかがでしょうか?
こちらのプラグインにもEQが搭載されていますが、
簡易的に調整することしか出来ないようです。
ChatGPTの指示で調整出来るところだけ、調整して次に進めてみます。
コンプレッサー
こちらもこのプラグインを持っていないのと、
コンプレッサーは学んではいるものの、すごく難しいので、
先程のプラグインに簡易的に搭載されている機能を少し調整に
とどめておこうと思います。
ディエッサー
こちらはChatGPTのオススメのプラグインの記載がありませんでしたが、
先程のiZotope社のRX11にもこの機能は入ってますね。
こちらも先程のプラグインに簡易的に搭載されている機能を
少し調整にとどめておこうと思います。
リバーブ
少し脱線してしまうかもしれませんが、、、
一つ最近購入したプラグインですごく良かったのがありまして、
これはリバーブなのかなぁとも思ったのですが、部屋(レコーディングスタジオ)の
質感を再現するみたいなプラグインで、これをちょっと使ってみます。
細かい使い方はこれから勉強しなくてはいけないのですが、
どんな楽器に使ってもいい感じにしてくれて、他のプラグインでは
これと同じ雰囲気を作るのは難しいのではと感じる唯一無二のプラグインですね。
今回はプリセットの『Clear Lead Vocal』というのを使ってみました。
うまく言葉で言い表せないのですが、マイク感というか
何か部屋の質感みたいなのが出て、私はすごく好きです。
で、話を戻してリバーブを進めていきます。
こちらもこのプラグインを持っていないので、
別のこちらのプラグインを使っていきたいと思います。
こちらもiZotope社製のプラグインでピンクの『Reverb Assistant』をクリックして
好みのスタイル、サイズ、トーンを指定して音源を流せば
AIが自動的にリバーブを設定してくれます。
出来上がったリバーブは効きすぎていることが多いと思います。
自分の歌に自信がないとリバーブを深くかけたくなるのですが(汗)
そこはグッと我慢して(笑)ピンクのツマミを調整します。
MAXでも20位で結構かかります。今回は10位にしてみました。
ディレイ
ディレイはあまり良さげなプラグインを持っていないので、
作業としては省きました。
手持ちのプラグインを試してみたり、購入するプラグインを
今後研究していきたいですね。
オートメーション
とのことですが、歌を歌っているとどうしてもパートに寄って
音量のバラツキがあるかと思います。
これを聴きながら、音量を整えていく作業を『手コンプ』なんて
言ったりするらしいのですが、面倒ですし、そんな技術もなかなか難しいですよね。
そこでこんなプラグインを使ってみました。
こちらもかなり高額のプラグインなのですが、最上位版の『Advanced』でないと
こちらの機能はおそらく使えないのではと思います。
私はYoutubeでこちらの機能を紹介されているのを見て
セール時に飛びついてしまいました。
iZotopeさん自体は結構セールをよくやっているメーカーさんですので、
ご興味ある方はセール時に狙ってみてもいいかもしれませんね。
こちらも『Learn』ボタンを押して、音源を流すとAIが自動解析してくれますので、
こちらを使った後は、気になる所があれば、DAW側のオートメーションで
微調整していけばいいかと思います。
これを全部やるとなると、かなり大変ですね(汗)
サチュレーション
サチュレーションも自分の中ではすごく難しい分野でした。
ChatGPTのオススメのプラグインも特に提示がなかったので、
少し意味合いが違うかもしれないのですが、最近購入したこれもiZotope社の
Neutron 5から『Exciter』というのを挿してみました。
たまたまYoutubeで見かけて、ちょっと使ってみたかったので。
少し歪みが加わって、温かみが出たように思います。
このiZotope社のNeutron 5も決して安い買い物ではないのですが、
最終的に全ての楽器のバランスを取る作業を自動でやってくれる機能がありまして、
イントロセールで迷わず購入しました。
Neutron 4から使っているのですが、自分が打ち込んだりして
楽器が増えていく際に、『せっかく作ったから全て聞こえるようにしたい』ってなって
いろいろな楽器の音量を上げまくって、最終的に『わけわからん』ってのを
助けてくれます。
自分のようにMIXの知識がない人間には一番重宝する機能です。
ご興味ある方は、次回のセールに要チェックですね。
ステレオイメージ
これも最初よく分からなかったのですが、『ステレオイメージ』なんて
あまり聞いたことないし、何をするんだろうと思っていたんですが、
本当に運良くたまたま期間限定無料配布されていたこのプラグインを
見つけたんです。
最初はいらないかなぁと思ったのですが、
あまりにも『X』内でいろいろな方が絶賛されていたので、
とりあえずいただいておいたのが功を奏しました。
本来はリードボーカル用というよりはバックボーカル用なのかもしれません(汗)
少し広がりのある音に変化したような気がします。
コーラス系という感じなんですかね?
一応作業としては、こちらで終了とします。
スタジオで録音してピッチ修正だけ軽く行ったもの
エフェクトを掛け終わったもの
だいぶ変わりましたよね?
少し加工し過ぎな感もありますが、、、
軽く伴奏をつけたもの
自分的にはこれで、結構満足できました。
まとめ:DTMでボーカルにエフェクトをかける順番がわからないので、ChatGPTに聞いてみた
ボーカルにエフェクトをかけるプロセスは、楽曲のクオリティを劇的に向上させる鍵となります。
しかし、難しくて立ち止まってしまっている方もいらっしゃると思います。
本記事では、ChatGPTにボーカルにエフェクトを追加していく工程を
順序立ててアドバイスしてもらい、一定の形にすることにフォーカスして
実践してみました。
迷わない道のりさえあれば、とりあえずの形にはなるのではないでしょうか?
後は自分の深堀りしたいところをさらに学ぶ、
どういったプラグインがあれば、より便利になるのか?
おひとりおひとりの求めるものによって、進めていかれれば良いのかなぁと思います。
このようにChatGPTをうまく活用することで、ネット検索でうまく知りたいことが
見つからなくても、直接聞いていけますし、わからない箇所は更に質問したり
自分の先生や友人に尋ねる感覚でうまく活用できれば、
音楽制作のみならず生活がより一層楽しくなるヒントがもらえるのではないでしょうか?
こちらの無料セミナーでChatGPTのことを学んでみるのもオススメです!
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆様の音楽制作の参考に少しでもなれば、嬉しいです。
コメント