Last Updated on 2025年4月1日 by tommy1106
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SUNO AIにオーディオファイルをアップロード出来る機能があるのを
皆さんはご存知ですか?
SUNO AIは簡単な文章で高品質な楽曲が生成出来ることが魅力ですが、
必ずしも思った通りの楽曲が出来るわけではないというのは
お感じになったことがあるのではないでしょうか?
今回は自分の持っているオーディオファイルを活かしながら
別の視点で楽曲を生成出来ないものか、いろいろ試行錯誤してみましたので、
ご興味を持っていただけたら、参考にして実践していただければと思います。
今回ご紹介する方法をベースに、皆さん独自の発見をされて
新たなSUNO AIの使い方をフル活用出来るかもしれませんね!
そんな、皆さんの参考になる記事になっていれば、嬉しく思います。
SUNO AIを効率的に使う方法を電子書籍にまとめてみました。
アマゾンのKINDLE UNLIMITEDをご利用の方は無料で読めますので、
ご興味のある方は、ぜひ読んでみて下さい。
- SUNO AIのオーディオのアップロード機能を活用する楽曲制作の全体像
- 好みのオーディオファイルを用意する
- オーディオファイルから想起する既存の楽曲を選定する
- 選定した楽曲からプロンプトを使って、歌詞のジャンルやテーマ、ムードを抽出する
- 抽出した歌詞のジャンルやテーマ、ムードを元にSUNO AIに入力するプロンプトを作成する
- 用意したオーディオファイルをSUNO AIにアップロードする
- SUNO AIに入力するプロンプトを元にSUNO AIで歌詞を生成する
- 出来上がった歌詞に修正を加える
- SUNO AIで楽曲が完成!!
- まとめ:SUNO AIのアップロード機能知ってますか?自分のオーディオを最大限活用する使い方!
SUNO AIのオーディオのアップロード機能を活用する楽曲制作の全体像
まず、最初に今回のSUNO AIのオーディオのアップロード機能を活用する楽曲制作の全体像を
ご説明させていただきますね。
- 好みのオーディオファイルを用意する
- そのオーディオファイルから想起する既存の楽曲を選定する
- 選定した楽曲からプロンプトを使って、歌詞のジャンルやテーマ、ムードを抽出する
- 抽出した歌詞のジャンルやテーマ、ムードを元に
SUNO AIに入力するプロンプトを作成する - 用意したオーディオファイルをSUNO AIにアップロードする
- SUNO AIに入力するプロンプトを元にSUNO AIで歌詞を生成する
- 出来上がった歌詞に修正を加える
- SUNO AIで楽曲が完成!!
①②が完了したら、下記の記事から③④の手順をご確認下さい。
簡単にSUNO AIで歌詞が作成出来ますので、ぜひお試し下さい!
では、進めていきますね!
好みのオーディオファイルを用意する
まず、最初に適当なオーディオファイルを用意していただきたいのですが、
2つ注意点があります。
- 既存曲のファイル等、商用利用不可のものや著作権に引っかかりそうなものは
使わないこと - あまり短いファイルは使わないこと
後ほど、SUNO AIにファイルをアップロードする際に
①に関して、注意が促されますので、注意しておいたほうが無難かと思います。
逆にシンプルな音が入った音源のほうが効果があるかもしれません。
また、②に関しては6秒以上のファイルでないとダメなようですので、
曲のテンポにもよりますが、最低4小節程度の長さのファイルであれば
問題ないかと思います。
今回は私はこのようなアコースティックギターのフレーズを採用することにしました。
あまり、長すぎないファイルの方がいいのかもしれません。
オーディオファイルから想起する既存の楽曲を選定する
今回は全くアイデアが何もない状態からSUNO AIで1曲生成することが
目的なので、全て自分の好きな曲からアイデアを拝借しながら
進めていきます。
ここは、実践される方の好みなのですが、先ほどの10秒ほどの
アコースティックギターのフレーズから、昔大好きだったある曲を想起しました。
EXTREMEというバンドの「More Than Words」という曲です。
EXTREMEの「More Than Words」は、1991年(もう30年以上前!)にリリースされた
アコースティック・バラードで、アメリカのロックバンドEXTREMEの最大のヒット曲です。
ファンクメタルやハードロックの要素が主流だった同バンドのイメージを覆す、
シンプルなギターとハーモニーボーカルが特徴で、
全米ビルボード1位を含む世界各国でチャートを席巻する大ヒットになりました。
すごくいい曲なので、ぜひ、Youtube等でチェックされてみて下さい!
今回は、こちらの曲をベースに進めていきます。
選定した楽曲からプロンプトを使って、歌詞のジャンルやテーマ、ムードを抽出する
前提条件:
- タイトル: 楽曲分析プロンプト:ジャンル、テーマ、ムードの総合的解析
- 依頼者条件: 楽曲分析を通じて深い理解を得たい人
- 制作者条件: 音楽理論と歌詞分析のスキルを持つ人
- 目的と目標: 特定の楽曲のジャンル、テーマ、ムードを明確に分析し、理解を深めること
実行指示:
EXTREMEのMORE THAN WORDSの楽曲を分析して楽曲のジャンル、歌詞のテーマ、
歌詞のムードを簡潔に描写して下さい。
・ジャンル:1-2語で楽曲のジャンルを特定してください。
・歌詞のテーマ:この曲が主に伝えようとしているメッセージや中心的な話題を
20文字程度で説明してください。
・歌詞のムード:この曲の歌詞から感じ取れる全体的な雰囲気や感情を
20文字程度で表現してください。
回答は以下のフォーマットに従ってください:
・ジャンル: [1-2語でジャンルを記述]
・歌詞のテーマ: [20文字程度でテーマを説明]
・歌詞のムード: [20文字程度でムードを表現]
注意事項:
・回答は簡潔にしてください。各項目は1文以内に収めてください。
・参考リンクや引用は含めないでください。
・楽曲の詳細な分析や追加の説明は不要です。
色が変更されている箇所をお好きなアーティスト名や楽曲名に変更して
そのまま、ChatGPT等にコピペして使っていただけると思いますので、
ご興味がある方は、ぜひ使ってみて下さい。

今回のChatGPTの回答がこちらになりました。
こちらを使っていきたいと思います。
今回のプロンプトについて、詳しくまとめた記事がありますので、
ご興味のある方は、ぜひお読みください!
抽出した歌詞のジャンルやテーマ、ムードを元にSUNO AIに入力するプロンプトを作成する
日本語の歌詞を作成してください:
・ジャンル: アコースティック・バラード
・歌詞のテーマ: 言葉ではなく行動で愛を伝える重要性
・歌詞のムード: 優しく切ない愛の訴え
・構成: [Intro] [Verse 1] [Pre chorus 1] [Chorus 1] [Verse 2] [Pre chorus 2] [Chorus 2] [Bridge] [Chorus 3][End]
先ほど抽出した歌詞のジャンルやテーマ、ムードを
こちらのプロンプトの黄色いマーカー部分にペーストします。
これで、SUNO AIに歌詞を生成してもらうプロンプトは完成です。
用意したオーディオファイルをSUNO AIにアップロードする
それでは、用意したオーディオファイルをSUNO AIにアップロードします。

こちらの『Upload Audio』をクリックします。

このような画面が出ます、最初にご説明した注意喚起ですね。

翻訳ソフトによると、こういうことのようです。
自分の作ったフレーズや商用利用可能なオーディオファイルを
選択しておいたほうが、安心かもしれませんね。
問題なければ、『Agree to Terms』で進みましょう!

『select a file』を選択すると、ご自分のファイルの保存場所が選択できます。

ファイルを選択すると、このような画面になります、
ファイルの一部分だけ使いたいなどがあれば、編集も出来ますが、
そのまま『Save without trimming』で進み、
ファイルのアップロード画面に移行します。

アップロードが完了すると、この画面になりますので、
『Confirm & Save』で進みましょう!

こちらにきちんとアップロードがされているかをご確認下さい。
アップロードされていれば、『Extend』で進みましょう!

画面左の下の方にこのような画面が出てきたら、準備完了です。
SUNO AIに入力するプロンプトを元にSUNO AIで歌詞を生成する
それでは、SUNO AIに歌詞を生成してもらいましょう!

こちらの『Full Song』をクリック!

こちらの画面になりますので、先ほど作成したプロンプトをペーストして、
『Write Lyrics』で進みましょう。

2つ候補を出してくれるので、お好きな方を選択します。
これで、一応歌詞は生成されたのですが、このままだと問題もあるので、
修正していきたいと思います。
出来上がった歌詞に修正を加える
何度か試したところ、毎回同じエラー(?)が発生したので、
クレジットを無駄に消費しないためにも、事前に修正を加えておきます。
イントロが反映されるように修正
これも完璧なやり方ではないのですが、、、

こちらの『By Line』をクリックすると、、、

歌詞全体が確認できる画面が出て、修正も可能です。
なんで、こんな面倒くさいことするの?って思いました。
実はいろいろ試したのですが、どうやってもいきなり歌が始まってしまう
楽曲にしかならなかったんです。
これは本当に苦肉の策なのですが、他にいい方法が見つかれば、
また、記事をアップデートしたいと思います。

修正後はこんなイメージです。
これがわかったら、プロンプトの『構成』の部分を最初から
これに設定しておけば、次回から同じプロンプトを使う際に
少し手間が減りますね!
反映されなかった部分を追加

これは歌詞の最後の部分なのですが、
プロンプトで構成を以下のように設定していたのに、
[Chorus 2] [Bridge] [Chorus 3] [End]が反映されていないんですね。
・構成: [Intro] [Verse 1] [Pre chorus 1] [Chorus 1] [Verse 2] [Pre chorus 2] [Chorus 2] [Bridge] [Chorus 3][End]
ここは仮で、[Chorus 1]を[Chorus 2][Chorus 3]にコピー、
[Pre chorus 1] を[Bridge] にコピー、そして、[End] を追加します。
同じ歌詞の繰り返しにはなってしまいますが、
そこの部分だけ、ご自身で修正するとかもいいかもしれませんね。

こんな感じになりました。
歌詞も少し変更を加えました(適当ですが、、、(汗))
歌詞を書くのが大嫌いな私ですが、ある程度ベースが出来ていると
少し考えてみようかなぁという気にもなります。
これで修正は完了です!
SUNO AIで楽曲が完成!!

ここまできたら、『Style of Music』に先ほどのプロンプトの
ジャンルの部分の『アコースティック・バラード』をペーストして、
『Extend』で楽曲を生成してみましょう!
生成された2曲の楽曲の内、自分が気に入った方がこちらです。
1番と2番の『Verse』部分が違ってたりとかありますが、
個人的にはまあまあ、理想の曲に仕上がっていました。
SUNO AIで生成された楽曲を参考にオリジナル曲を作りたいなんて方には
十分参考になるのではないでしょうか?
しかし、イントロがこんな感じになってしまうのは想定内なのですが、
エンディングがうまく終わらなかったですね。
これはDAW等、オーディオを加工するものをお持ちの方限定に
なってしまうのですが、、、
曲の最初と最後を加工してみたら、いい感じになりました。
まとめ:SUNO AIのアップロード機能知ってますか?自分のオーディオを最大限活用する使い方!
いかがでしたでしょうか?
最初のアコースティックギターのフレーズが活かされた
楽曲に仕上がったのではないかなと思いました。
SUNO AIに思い通りに楽曲を作ってもらうのは、なかなか難しいこともありますが、
今回のやり方を活かすと、特定の楽器をうまく反映した楽曲が生成される確率が
高いのではないかと感じました。
今後はピアノフレーズや、シネマティックな壮大なフレーズとか
いろいろ試してみたいと思います。
非常に楽しみです。
今回の記事が、SUNO AIを違った視点から使ってみる
ご参考になるような記事になっていれば、幸いです。
楽しんで音楽制作を続けていきましょう!!
SUNO AIを効率的に使う方法を電子書籍にまとめてみました。
アマゾンのKINDLE UNLIMITEDをご利用の方は無料で読めますので、
ご興味のある方は、ぜひ読んでみて下さい。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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