Last Updated on 2024年12月1日 by tommy1106
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「そもそも、自分が作りたい曲って、どんな曲だろう?」と悩んでいませんか?
音楽が好きで、DTMにも興味があるけれど、具体的にどうすればいいのか分からない…。
そんなあなたにこの記事の内容を試して欲しいです。
この記事では、作曲初心者が抱えがちな「アイデアが浮かばない」
「どのように曲を形にすればいいのか分からない」といった悩みを解消するための
シンプルで実践的なプロセスをご紹介します。
テンポやキーの選び方、曲の構成、さらにはアレンジのアイデアまで、
初心者でも取り組みやすい方法を順序立てて解説しております。
具体例やChatGPTを活用したプロンプトも取り上げるので、
楽しく効率的に作曲の手法を学べます。
特に、この記事では以下のポイントを重視しています:
- 効率的な作曲プロセス:限られた時間でも成果を出せる方法を解説。
- 初心者向けの実用性:複雑な理論は最小限に抑え、誰でも簡単に始められる手順。
- クリエイティブなサポート:アイデア出しに行き詰まらないための具体的なテクニック。
「作曲って難しそう」と感じている方でも、この記事を読んで
「これなら私にもできそう!」とトライしていただき、音楽制作を楽しんでいただければ
とても嬉しく思います。
では、早速始めていきましょう!
そもそも、自分の作りたい曲って、どんな曲だろう?
例えば、友達とかに『今、どんな曲作ってるの?』とか聞かれたら
うまく答えられますでしょうか?
『疾走感のあるハードロック』とか
『エモいバラード』とかジャンル系で答えたり、
『◯◯風かなぁ』ってアーティスト名で匂わせたり(笑)
案外自分の好きな曲や作りたい曲を言語化するのって難しくないですか?
であれば、自分が作りたい曲をイメージしたりするのは
難しくて当然だと思うんです。
音楽を好きな皆さんは、絶対好きな曲があったり、憧れるアーティストが
いらっしゃると思うんですよね。
特に最初の1曲をこれから作ろうという方にとっては
ご自分の一番好きな曲をイメージするのが一番簡単だと思うのです。
まずは、自分が書きたい曲を簡単に言語化するところから
スタートしていきたいと思います。
自分の作りたい曲を言語化してみる
とはいっても、これは正解があるわけじゃないし、
とても難しく感じるかもしれません、私は難しいです(汗)
私の場合は、結構好きな音楽のジャンルも偏っている傾向がありますし、
『メロディアスなロック』とか『感動的なバラード』で終わってしまいます。
もちろん、こんな感じでも全然構わないです。
もし、それすらも出てこないよ~って方は、こちらの記事を参考に
ご自分のお好きな曲を一度言語化してみてください。
作曲に必要な曲の全体像、5つのポイント
作曲に必要な曲の全体像って何でしょう?
作曲で行き詰まっている時っていろいろなケースがあると思うのですが、
- 全く何も浮かばない
- 一部は浮かぶけど、全体がまとまらない
この2つのパターンが多いのではないでしょうか?
今回私がご提案する作曲の仕方は、最初に全体の大まかな流れを作って、
後で細部を作り込んでいくようなやり方です。
ここで私なりに全体像に必要な要素を挙げてみます。
- 曲のテンポ
- 曲の構成(Aメロ、Bメロ、サビなど)
- セクションごとの曲の雰囲気
- コード進行
- セクションごとの大まかなアレンジ
人によって違うかもしれませんが、こんなところでしょうか?
ここまでが大まかに出来ていれば、ここにメロディーを乗せていく
作業に入れるのではないかと思います(これも難しいですけどね(汗))
また、私が良くつまづくことで
曲の1番と2番でどう違いを付けたらいいのかわからない
という悩みがありました。
これらを一気にChatGPTに解消してもらおうと企んだわけです(笑)
曲のイメージから、ChatGPTにアイデア出しを手伝ってもらうプロンプト
今回私は単純に『エモーショナルなバラード』というイメージで
進めていきます。
こんなプロンプトを作ってみました。
——————————————————————————————
前提条件:
- タイトル: 作曲のアイデアを引き出すためのプロンプト作成ガイド
- 依頼者条件: 作曲初心者で、アイデアが浮かばず行き詰まりを感じている人。
- 制作者条件: 作曲や音楽理論に関する基本知識を持ち、
多様な視点からアイデアを提供できる人。 - 目的と目標: 作曲初心者がプロンプトを通じて新しいアイデアを得て、
具体的な楽曲構造を作り始めるきっかけを得ること。
#実行指示:
エモーショナルなバラードの条件を満たした楽曲を作曲したいです。
以下の{参考情報}を基に、楽曲の構成のアイデアを提案して下さい。
#参考情報:
“
1.テンポ: ジャストなBPM(具体的な数字)。
2.キー: 常にCメジャー。
3.構成: 小節数を含む各セクションの具体的なアイデア
(Aメロ、Bメロ、サビ、間奏、ブリッジなど)。
4.セクションごとの雰囲気: 聴き手が感じる感情や、アレンジ上の特徴を言語化。
5.コード進行: Cメジャーに基づいた進行。各セクションに対応するコード。
6.アレンジ: 1番と2番でのアレンジの変化について具体的に記載。
7.アウトロ: 曲をどのように締めくくるか具体的に記述。
例:
・BPM 70
・Aメロ: 小節数は8小節で、静かに始まり歌詞に集中させる。
・Aメロのコード進行: C – G/B – Am – F | C – G – F – G
・2番Aメロ: ギターアルペジオを追加して雰囲気を変える。
“
このような詳細をすべて網羅した提案をお願いします。
———————————————————————————————
少し長いですが、赤字部分をご自分のお好きな言葉に変えていただいて
コピーして、ChatGPTに貼り付けてみて下さい。
回答は都度違ったものになると思います。
理想的な答えじゃない時は、更に『◯◯を別のものにして』とか
『▲▲をもっと詳しくして』とか質問を加えてみて下さい。
ChatGPTのアイデアを検証してみた
今回は私が上記のプロンプトで得た結果を基に、簡単に作曲を進めていきます。
使用DAWはCUBASEになります。
テンポ
バラードに適したテンポを提案してくれてますね!
CUBASEのプロジェクトのテンポを『72』に設定しました。
キー
私は後でメロディーをつける時にわかりやすいように
最初はCメジャーキーに設定しています。
もし、Cメジャーキーじゃなくてもいい、他のキーがいいというような場合は
プロンプトのこちらの部分を変更していただければ、大丈夫かと思います。
曲の構成(小節数)
こんな感じで、かなり詳細に提案してくれました。
ありがたいですねぇ。
簡単なアレンジのヒントや雰囲気も提案してくれてますが、
とりあえず小節数を固定してしまいます。
全体の画像にしたら、小さくて申し訳ないのですが、
こんな感じでCUBASEのマーカートラックに入力してみました。
これをするだけで、全体的なイメージもつかみやすくなるのではないでしょうか?
個人的にはブリッジの後に間奏というかギターソロ的な箇所が欲しいと感じました。
このあたりはChatGPTに追加の質問をして加えてもらってもいいと思いますし、
自分で付け加えてもいいと思います。
セクションごとの曲の雰囲気
これはめちゃくちゃありがたくないですか?
こんなガイドラインがあると、非常に作りやすいのではないでしょうか?
コード進行
コード進行もバッチリ提案してくれてますね。
ところどころ指示が足りなかったりはありますが、
とりあえず、コードトラックにコード進行を入れてみました。
これは私の一番好きなプラグイン、『EZ KEYS 2』です。
たくさんのプリセットフレーズが収録されており、
ご覧の通り、各セクション用のフレーズとして区分けされているので、
これをベースに簡単にピアノ伴奏を作ってみたいと思います。
ブリッジ後半のコード進行がどうしても気に入らなかったので、
自分で変更して、好みのフレーズを当てはめてみました。
この作業で約10分くらいでしょうか?
これで約4分のピアノ伴奏が完成です。
非常に便利なプラグインですので、オススメです!
ここまで来たら、ここにメロディーを乗せるも良し、
少しアレンジを進めるのも良しだと思います。
メロディーを乗せるのが難しい方は、こちらの記事も参考に
トライされてみて下さい!
今回はせっかくアレンジの提案をしてくれているので、
アレンジを進めていきたいと思います。
アレンジを加える
先ほど曲の雰囲気だけ確認しましたが、実際に楽器を軽く足してみましょう!
先程のピアノ伴奏はこちらのイメージと違うかもしれませんが
せっかく作ったので、これを基に、
ドラム、ストリングス、アコースティックギター、ベース(書いてませんが)を
足してみます。
ワンコーラス(楽曲の1番の部分)はこんな感じになりました。
アレンジの変化:1番と2番の違いを出す
個人的には、ここも音楽制作の中で最も難しい部分の一つと感じるのですが、
いかがでしょうか?
ChatGPTからはこんなアドバイスがもらえましたが、
もう少し欲しいと感じました。
こんな感じで追加の質問を加えました。
こんな感じでいろいろ追加のアドバイスをくれましたね!
ChatGPTのアドバイスを参考に2番のサビ終わりまで作ってみました。
うまくメリハリが付けられたように思うのですが、いかがでしょうか?
楽器の知識がない人にとっては、本当にナイスアシストです!
あとは指示に従って、ブリッジ部分やエンディング部分を作っていけば
良いのですが、コード進行やアレンジのヒントも提案してくれているので、
今回の記事では、ここまでにしておきます。
ここまでくれば、曲全体のアレンジはいけそうな気がしてきましたよね?
メロディー付けもがんばろうという気にもなります。
まとめ:作曲のアイデアが浮かばないので、ChatGPTに手伝ってもらってみた!
作曲初心者のあなたが、効率的に理想の曲を作り上げるためのプロセスを
この記事で解説しました。
「自分の作りたい曲の言語化」から始め、「曲の全体像をつかむ5つのポイント」を活用し、
ChatGPTを使ったアイデア出しやアレンジ作業を行う流れを通じて、
楽曲制作のヒントがつかめるはずです。
特に、テンポやキーの設定、構成の工夫、セクションごとの雰囲気の調整といった
具体的なステップを実践することで、音楽経験が浅い方でもスムーズに曲作りを進められます。
また、1番と2番の違いを工夫するアレンジ方法で、より魅力的な楽曲が完成するでしょう。
今回はChatGPTを活用した作曲のアイデア出しをテーマにしましたが、
ChatGPTで出来ること、出来ないことを学びながら
限りある時間を効率よく使うことはとても大事に思います。
ChatGPTを学んで、大好きな音楽制作に活かしてみませんか?
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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