DTMでベースが輝く!音作りの順序をChatGPTに聞いてみた

DTM

Last Updated on 2025年3月3日 by tommy1106

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自作の楽曲でベースの音が思い通りに出せず、ミックスダウンで苦戦していませんか?
プロの楽曲と比べて、自分の作品の低音の存在感や質感に物足りなさを感じていませんか?
DTMでベースの音作りに悩む皆さん、あなただけじゃありません。

多くのDTM愛好家が、ベースサウンドの作り方に頭を悩ませています。
EQやコンプレッサーの設定、適切なプラグインの選択など、
ベースの音作りには多くの要素が絡み合いますよね?

私もミックスに関しては、ド素人以下で、何をしたら良いのかわからない状態でしたが
何とか少しでもいい音作りが出来ないものかと試行錯誤しておりました。

本記事では、DTMのベースの音作りのテクニックをネットで学んだことと
ChatGPTを使うことを混ぜ合わせて解説していきたいと思います。
音作りのワークフローや考え方を学び、楽曲制作スキルが少しでも向上させることに
チャレンジしていきます。

エフェクトを駆使して理想のベースサウンドを作り出す方法を、
ステップバイステップで進めていきます。
この記事を読み終えた後、自分にも、ベースの音作りが出来るかも?
と参考になる記事となっていれば幸いです。

さあ、今すぐDTMのベースの音作りを始めましょう。
失敗しても、まちがいでもいいんです、とりあえず試してみないと
何がいいのかはわかりませんから、、、

では、早速始めていきましょう!

なぜ、DTMのベースの音作りの順序をChatGPTに聞いたのか?

皆さん、何か学ぶ時は順序立てて教えてもらえるとわかりやすいと思いませんか?

まず、これやって、次はこれやってという風に、、、

ネットで検索すると出てくる情報は見る人によって、難しすぎたり
自分に対してという訳ではないので、必ずしも自分に合った情報とは
限らないですよね?

しかし、ChatGPTというのは質問したことに対して、
ChatGPTがネット検索して、適切な回答をまとめてくれるので
時間の短縮になりますね。

そこで重要になってくるのが、どう質問するか?ですが、
ChatGPTに質問する文章のことをプロンプト(命令文)といいます。

このプロンプトを良いものにすればするほど
求める回答が返ってきやすいということになります。

DTMのベースの音作りの順序を引き出すプロンプト

前提条件:

  • タイトル:DTMの音作りに効果的なエフェクトの使い方を学ぶ
  • 依頼者条件:DTMで音楽制作をしていて、エフェクトの活用方法を向上させたい人
  • 前提情報:基本的なDTMソフトウェアの操作方法と、主要なエフェクトの種類を理解していること
  • 目的と目標:DTMの音作りにおける各種エフェクトの効果的な使用方法と、サウンドデザインの技術を習得すること

実行指示:

ベースパートの音作りに必要な
エフェクトとオススメのプラグインを詳述してください。
また、それらを効果的に適用するための
最適な順番も体系的に解説してください。

今回はこのようなプロンプトにしてみました。

プロンプトには正解はありませんし、回答もランダムなので
毎回同じ内容にはなりません。

しかし、毎回知りたい形式になるように修正するのは大事ですね。

私は今回エフェクトを掛ける順番と簡単な設定、
オススメのプラグインを知りたかったので、そういう回答が
得られるプロンプトにしてみました。

それでは、順序に沿って、進めていきたいと思います。

今回はTOONTRACK社のEZ BASSというプラグインの内蔵のこちらのフレーズで
進めていきたいと思います。

EQ(イコライザー)

最初に指定してきたのが、EQ(イコライザー)でした。
オススメのプラグインは持っていないので、最近メールでセール情報が届いて
つい買ってしまった、SSL社の『X-Dyn EQ』というのを使ってみようと思います。

プリセットの『Fingerstyle Groove』の設定が近かったので、
これをベースにChatGPTのオススメの数値に近づけてみました。

EQをかける前

EQをかけた後

正直自分にはそんなに大きな違いは感じないのですが、
まとまりのあるサウンドになったかなぁという感じです。

こちらのプラグインは定価も高く、セールの頻度も多くないのですが、
年に1,2度程度は90%オフのセール等を開催することがありますので、
気になる方はチェックしてみてください。

X-Dyn EQの購入ページはこちらから

コンプレッサー

次はコンプレッサーですね。
個人的には一番難しいなぁと感じるエフェクトです。
 
こちらには、最近無料で配布されていたUAD社の1176 FET Compressorを
使っていきたいと思います。

プリセットの『Bass in your Face』をベースにアタックだけ
少しいじってみました。

コンプをかける前

コンプをかけた後

これは私でも分かりました(笑)

迫力のあるベース・サウンドになりました。

UAD社の1176 FET Compressorのページはこちらから
2025年3月末まで無料配布が延長されているようです!

サチュレーション(歪み)

こちらには、以前セミナーに参加した際にラッキーなことに
抽選で当たっていただいた、『iZotope Trash 2』を使ってみます。

たくさんプリセットが入っていて、結構迷ったんですが、
『Bass Guitar Attack』というプリセットを採用しました。

このプラグインは実験的なエフェクトも多いので、
ジャンルによって好みも分かれるのではと思いますが、
普通がいいという方でも使えるプリセットがたくさんありますし、
いじるのが好きな方は楽しいんじゃないかなぁと思います。

サチュレーションをかける前

サチュレーションをかけた後

歪みが加わって、アタック感が出たように思います。

iZotopeのTrashについて、まとめた記事もありますので、
よろしければご覧ください。

マルチバンドコンプレッション

これは殆ど使ったことがなかったのですが、
何かの講座で見たような気がして、確かCUBASEに内蔵であったような、、、

全くわからないので、見様見真似で設定してみました。

マルチバンドコンプレッションをかける前

マルチバンドコンプレッションをかけた後

あまり大きな変化ではないかもしれませんが、低域に締まりが出たような?
ここは深堀りして学んでいきたいですね。

リミッター(必要に応じて)

これも同じプラグインはないのですが、挿すだけでかっこよくなるに釣られて(笑)
購入したプラグインを使いたいと思います。

凄くシンプルでプリセットも3種類しかありません。
ピンクで囲んだツマミを上げながら調整していく感じですが、
コンプレッサーのように潰れる感じではないので、扱いやすいです。

リミッターをかける前

リミッターをかけた後

明らかに迫力が出ましたね、ちょっとやりすぎかなぁ(汗)

エフェクトを全くかけていない状態

今回の手順でエフェクトを全てかけ終わった状態

最終的なボリュームの調整は必要ですが、だいぶ変わりましたよね?

その他のChatGPTからのアドバイス

他にもChatGPTからいろいろなアドバイスをもらえました。

先ほどのは上の基本的なエフェクトチェインに沿った感じですかね?
全く知識がない状態だと、こういったやり方が正解がどうかは別として
一つの指針になりますね。

ミックスの達人の方でも、それぞれやり方は違うでしょうし、
一つのやり方をやってみて、それをベースに部分部分をまた達人の真似をしてみる、
というやり方が一番いいのではと感じました。

まとめ:DTMでベースが輝く!音作りの順序をChatGPTに聞いてみた

いかがでしたでしょうか?

DTMでベースの音作りに悩む方に向けて、ChatGPTを使って
エフェクトの順番を提案してもらい、それに沿って音作りを実践してみました。

私自身、マルチバンドコンプレッサーなどはほとんど使ったことがなかったですし、
面白い体験が出来たと思います。

何もわからず、何の地図も持たずに音作りをするのはかなりハードルが高いですが、
何か指針があるととても進めやすいと感じました。

特にDTMのミックスには正解がなく、どうすれば良いのかわからない方に
ChatGPTを使って、一定の指針を出してもらい、とりあえず行動してみるというのは
大きな一歩ではないでしょうか?

何も行動しなければ、何も進むことはないですから、、、

しかし、こういった指針をAIに作ってもらうのも適切なプロンプトが重要です。

といっても、DTMのミックスに比べたら、そんなに難しいものではないと思います。

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それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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