Last Updated on 2024年12月23日 by tommy1106
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音楽制作に限らず、何か知りたいことや、調べたいことがある時、
大概の方はGoogle等で検索しますよね?
例えば、自分でキーワードを選んで『作曲 やり方 簡単』なんて
調べると思います。
でも、案外自分の求めるような答えがなかなか見つからなかったり
自分の頭で想像した範囲内のことしか見つからなかったりしませんか?
私は最近は調べ物をする時は、ChatGPTなどのAIを使って
詳しい友達に聞く感覚で質問して調べ物をしたりするのですが、
使い方を工夫すると、思ってもいない情報が得られたりすることに
気づきました。
今回の記事では作曲、DTMをやるにあたって、自分では思いつかないようなアイデアを
ChatGPTがどこまで出してくれるのか?
検証していきたいと思います。
ChatGPTにアイデアをもらいたい時
先日、ある電子書籍を読んでいたら、こんな質問の仕方が紹介されていたんです。
私は音楽制作にAIを有効に使う方法をいろいろ模索しておりまして、
聞き方によっては、まだまだすごい答えが返ってくると思っているんですね。
上の命令文(プロンプト)はその電子書籍のアイデアを拝借して
自分なりに考えてみたのですが、
- ChatGPTにその道のエキスパートだと思わせる。
- 逆に必要なものを教えてもらう。
この2つのポイントが結構重要だと思うのですが、
これ考えた人の発想はすごいですね、私なら全く思いつきません(汗)
こんな答えが返ってきました。
これだけでも、自分では想定していなかったアイデアがいろいろありました。
この中から、こんな形でお願いしてみました。
それでは、その答えから実際どんなことが出来るのか
探っていきたいと思います。
自動生成されたコード進行からの楽曲アイデア
まずは、1つ目はこんな回答をもらいました。
4コード進行というのがよく分からなかったので、、、
こんな風に聞いてみたところ、
こんな答えが返ってきました。
ちょっと文脈がおかしな部分もありますし、『4コード進行』という言い方を
私はしないですし、あまり聞いたことがなかったのですが、
まあ、定番コード進行ということで良いのかなぁと解釈しました。
では、実際に作業を進めます。
こんな感じで質問してみました。
まあ、定番のコード進行ですね。
①は意味が分かるような、分からないような、、、
コードの切り替え時にメロディーにルート音を使えってことなのか?
もちろん、間違いではないですが、全てのコードの切り替え時にルート音を使うことは
どちらかというと少ないかなぁって気がしますね。
②はいいアドバイスですね、やはりメロディーに7thや9thを使えると
オシャレで大人びた雰囲気が作れますし、単調さの解消にもなりますからね。
でも、これだけではメロディー作りに不慣れな人にはまだ情報不足ですね。
続きを見ていきましょう!
コード進行とメロディーを聞いたつもりだったのに、
アレンジのアドバイスもしてくれましたね。
簡単ではありますが、私個人的にはこういうアドバイスは
とても嬉しいです。
ここが一番大事な部分ですが、私はあまり意味がわかりませんでした。
ですが、適当な歌詞を出してくれるのは私は作詞が苦手なので、嬉しいですね。
実は、この歌詞を見た時にメロディーがフッと浮かびました。
仮歌詞があると、メロディーが浮かびやすいって方、
結構いらっしゃるのではないでしょうか?
が、今回の主旨とは違うので、ちょっと質問してみることにします。
『具体的なメロディー例の箇所がよくわかりません、もう少し詳しく教えて下さい』と
聞くつもりが、まちがえてENTERボタンを押してしまったのですが、
こんな感じにいろいろとアイデアを出してくれました。
これでも完璧な回答とは言えませんが、ChatGPTの指定してきたメロディーの
音程の動きとリズム(譜割)をなんとなく意識して自分なりに作ってみました。
コードチェンジは2小節で切り替えが良さそうなので、変更して、
テンポも少し速めました。
もちろん、変更したい所はいろいろありますが、
大元の下書きとしてはまあまあじゃないかなぁと思うのですが、
こんな風にちょっとしたアイデアをChatGPTにお願いしつつ、
あとは自分の感性で少しずつアレンジしていくという使い方は
いいんじゃないかなぁと思いますが、いかがでしょうか?
初心者向け「1曲完成プラン」ジェネレーター
もう一つ位やってみようと思います。
今回7個のアイデアを出してくれたのですが、この内容も興味ありますねぇ。
ちょっと検証してみたいと思います。
こんな感じに具体的にガイドしてもらえるようにプロンプトを入れてみました。
テーマと感情を決める
最初の手順として、こんなアドバイスをしてくれました。
私は結構何も考えずに曲を作り始めちゃうことが多いのですが、
確かに曲のテーマとか伝えたい感情を決めるのって大事ですね。
自分にはあまりなかった発想なので、今後採用したいと思いました。
ただ、自分の中にアイデアがないなんてこともあると思います。
私は結構テーマを決めるとか苦手です(汗)
こんな感じで聞いてみたら、、、
5つの内の1つなのですが、こんな感じでアドバイスをくれました。
よりイメージが湧きやすいですし、歌詞を書く際の参考にもなるかもしれませんね。
基本構成を決める
次の手順として、楽曲の構成のアドバイスをくれました。
個人的には小節数も決めちゃいたいですね。
こんな感じで、聞いてみたところ、、、
こんな感じのアイデアをくれました。
(他にも2つアイデアを出してくれました、具体的に◯個アイデア出して!と
命令しちゃうのもいいかもしれませんね)
こんな感じで、自分で考える際のヒントもくれちゃったりするので、
ただアイデアを出してもらうだけでなく、勉強にもなりますね!
コード進行を決める
こんな感じのアイデアをくれました。
もちろん、このまま使っても、自分で考えても
ChatGPTにもっとアイデアを出してもらってもいいと思います。
リフとリズムを作る
こんな感じで、おそらくギターのタブ譜なんでしょうけど、
図まで付けてくれましたね。
1小節分打ち込んだのですが、おそらくこういうことかなぁ?
自分はギタリストではないので、そのコードを『ジャ~ン』と単純に鳴らすくらいしか
思いつかないのですが、1つのコードの中でもこんな感じで動かさないと
ギターのリフっぽくはないですよね。
提案されたコード進行にこのリフを乗せて、4小節鳴らすと、、、、
シンプルですが、それっぽくはなったかなぁ?
こんなことでも、すごくありがたく感じます。
リズムパターンに関しては、ごくごく当たり前の回答でした(汗)
必要があれば、どんどん聞いてアイデアを出してもらえばいいですね!
メロディーを作る
これは具体的なメロディーにはなっていませんが、
個人的には仮歌詞を出してくれてるのがいいですね!
必要があれば、日本語にしてもらったり、メロディーをもっと詳しく
作ってもらえるように聞いてみるのもいいかもしれませんね。
ベースラインを作る
ここも曖昧ですね。
聞き方によっては、こんなアイデアをもらえたりします。
実際にベースを弾かない人にとっては、なかなか有効なアドバイスですね。
アレンジ
シンプルなアドバイスではありますが、参考にはなりますね。
以前私が試したことを記事にしたものがあるのですが、
そちらではかなり具体的なアレンジ方法をアドバイスしてくれたので、
ご興味がある方は、ぜひお読みになって、試してみてください。
録音とミックス
これもかなりざっくりとしたアドバイスですね(汗)
でも、やりようによっては詳しく教えてくれるので、試してみてください。
マスタリング
最後は手抜きなんでしょうか?(苦笑)
LANDRは名前は聞いたことがあるのですが、オンラインツールではないような??
私はiZotope社のOzoneにお世話になってますね。
時々無料配布されていることもありますが、
何もわからない人にとっては、本当に神様みたいなプラグインです。
実は先程のギターリフの箇所で添付した音声ファイルもOzoneを使用しております。
Ozone使用前
Ozone使用後
明らかに音量、音圧が上がって迫力が出ていますよね。
何も難しいことはせず、ただ出来上がったものにプラグインを挿すだけで
ジャンルに適した処理をしてくれますので、本当にお手軽で便利です。
まとめ:作曲やDTMにChatGPTを使うには?逆にChatGPTに聞いてみた!
楽曲制作に挑戦するあなたにとって、この記事が効率的でクリエイティブな作曲プロセスを
見つける手助けになったのなら嬉しいです。
また、この記事をヒントに実生活にも新たな刺激や情報を得るきっかけに
していただけたら、こんなに嬉しいことはありません。
私は常々感じているのですが、自分一人だけの知識や情報は
とても偏っていたり、知らないことは山ほどあるなぁと。
しかし、楽曲制作一つとっても、詳しく教えてくれる人が周りにいたりという
環境は稀ではないでしょうか?
このAIが発達している時代、友人や先生に尋ねるようにすることで
楽曲制作だけではなく、日頃の生活にも便利さや楽しさが増えるきっかけに
なると思うのです。
もちろん、AIもまだまだ万能ではありませんので、
常に期待する答えが返ってくるわけではありませんが、
AIと自分の興味のある事柄を両方学ぶことにより、
人生が何倍も充実する可能性を秘めていると私は思うんです。
こちらの無料セミナーでいろいろと学べますので、
ご興味がある方は参加されてみてはいかがでしょうか?
皆様の楽曲制作や生活がより充実したものになることを
お祈り申し上げます。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
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